技術屋POMが思うSEの世界

現場で必要となるスキルや習得しておくべき言語について語ります

システムエンジニアの魅力と必要な言語

システムエンジニアという仕事は、システムの設計や開発などを行う仕事である。近い職種としてはプログラマーが挙げられるが、多くの場合プログラマーを経験したのちにシステムエンジニアとなることが多い。この仕事の魅力は、自分のアイディアがシステムに反映されたときや、仕事を通じて新しい技術を身につけられること等が挙げられる。また慢性的な人手不足であり、需要が多く優秀であれば高待遇も期待できる職種であることも魅力の1つである。システムエンジニアがその業務を行う上で必要な言語は、そのシステムの内容などによって異なるが代表的なものとして、「C言語」や「Java」といったプログラム言語が挙げられる。C言語は、他の言語と比較して、実行速度が速いのが特徴で、これまで多くのシステムがC言語で作成されてきた。C言語が発展してC++という言語も多くのシステムで使用されているが、基本はC言語のためC言語をマスターしておくとC++もマスターするのが容易になる。Javaは、1990年代前半に開発された比較的新しい言語であるが、Webやアンドロイドなどのシステム開発に使用されることが多くその需要が多いことも特徴である。他にメジャーなプログラム言語としては、PerlやObjective-cなどが挙げられるが、それらの基本はC言語となっていることが多く、新しい言語を習得する際にC言語をマスターしておくと、より短い期間でマスターできるため、C言語は最も重要な言語の1つと言っても過言ではないといえる。そうなると、実際の現場でシステムエンジニアが使用するプログラミング言語のシェア率といった実情も気になるところである。