技術屋POMが思うSEの世界

現場で必要となるスキルや習得しておくべき言語について語ります

即戦力が求められている

少子高齢化はあらゆる業界に影響を与えていて、IT業界も同様、もしくはそれ以上のダメージを受けているのだ。特にこれまで職場において中心であった団塊の世代が定年を迎え、抜けた穴に対応できるだけの人材が足りていないのが現状である。特にシステムエンジニアはIT技術者の中でも特殊な立場で、システム開発や構築といった技術面だけではなく、プロジェクトチームのリーダーとして皆をまとめる、さらにはクライアントに対して説明義務など多岐に及ぶだろう。それゆえ仕事内容が広く知られるにつれて、技術面だけならいいが対人関係は自信がない、厄介だと他の専門分野に向かうことが多く、職場は常に人材不足の状態が続いているのである。ゆえに必要な言語をマスターしていれば、即戦力としての能力に欠けていても採用される確率が高く、可能性がある職だといえるであろう。ただ注意も必要で、人手不足が続いている職場は当たり前だが忙しく、ただ採用確率が高いからと就業先に安易に考えてはならない。採用されても続けられなければ意味がなく、ただでさえ技術面だけではなくコミュニケーション能力も重要で、多岐にわたる仕事をしなければいけなく大変なのだ。職場の環境を知ることも重要になり、情報収集は特に重要になるだろう。人手不足が続く職場では採用確率が高まるが、それだけに業務が忙しいので注意が必要である。しっかりと現状を確認する、これが就職の際に重要なのだ。